こんにちは。
昨日入荷しました スパーク 1/43 マーチ 821 ロングビーチGP J.マスはたくさんのご注文をいただき中でもロスマンスデカール加工品はさらに多くのご注文をいただいておりました。
今朝からせっせとデカール加工品を製作しご予約分は完了、一般販売分もご用意できました。

スパーク 1/43 マーチ 821 ロングビーチGP 1982 J.マス デカール加工品 12,500
ロスマンズというスポンサーの人気もさることながら、ご存じの方も多いかと思いますがこのマシン忘れられないマシンのひとつでもあります。
ロングビーチGPの翌々戦のベルギーGPの予選終了間際、ラストアタックを試みるフェラーリのビルヌーブにレーシングラインを譲ろうとしたところ、そのラインからマスを抜こうとしたビルヌーブが追突しマシンは空中を飛んでバラバラになりビルニューブは事故死してしまうという悲劇の当事者となってしまいました。
事故はビルニューブの判断ミスということで、マスが非を問われることはなかったのですが、自責の念にかられたマスはその後精彩を欠き、夏のフランスGPで今度は自身が接触して空中を飛び観客席に逆さまになって飛び込むという軽傷だったのが奇跡という大事故を起こしてしまい、彼はこのレースを最後にF1を引退。このマーチ821がドイツの職人マスにとっての最後のF1マシンということになりました。
マーチは1977年までワークスチームとしてF1に参戦していましたが81年には70年代からブラバムやウイリアムズの中古マシンでF1参戦を続けていたRAMレーシングとタッグを組んでF1活動を再開しました。
この時の参戦ではF1活動はマーチ・グランプリという独立組織によるものでマシンの811は同社のF2マシンとは共通性のない、ウイリアムズFW07を模倣したオリジナルシャシーでした。
翌82年は後に量産レーシングカーでマーチを駆逐するレイナード社を興すことになる当時のマーチのデザイナーだったエイドリアン・レイナードの手により改修された新型821を投入します。
ナンバー2のエリセオ・サラザールの持ち込みスポンサーだったロスマンズやICIのおかげで資金は豊富だった筈なのですが、チームはその資金を前年損失の埋め合わせに使ってしまい、マシンの戦闘力は相変わらずでした。
エースドライバーはマクラーレンやアロウズで活躍したベテランのヨッヘン・マス。今回モデル化されたロングビーチGPでの8位を含め入賞までは届かないものの堅実に完走を続けていました。