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スパークからロンドーM382 “伊太利屋” 1982 WEC JAPAN 富士6h #3
H.ペスカロロ/T.ブーツェン が発売されることになりました。
日本で初めて開催となったWEC富士6時間レースで、いつもとは違うスポンサーカラーで
参戦した伊太利屋カラーのロンドーは覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
実はこのロンドー、買取館の宮坂店長が切にモデル化を望んでいてロム特注スパークで
発売出来ないかと言っていたんですよね。
特注台数は300台がミニマムなので、さすがにロンドー300台は無理でしょ……
と却下されたのですが、宮坂店長、あきらめきれなかったらしく、
ホビーショーでウーゴ社長とお話したときに、SJ品番で発売してくれたら嬉しいと
簡単な資料を渡していました。
でもまさか実現するとは!何でも言ってみるもんですねぇ。
恐るべしオタク魂!!
という訳で以下は宮坂店長からのロンドーに対する熱いレポートです。
https://romu-romu.com/SHOP/SJ097.html
ロンドー M382は、ジャン・ロンドー自身が1980年にルマンを制したM379Bを
グループC仕様に合わせて改修したマシンで、燃料タンクサイズの他、
各種サーキットに合わせたボディワークの変更を行なったマシンです。
WEC開幕戦のモンツァでは、ザウバーやフォードC100などのニューマシンに比べ、
熟成度の高さで優位にあったM382は見事に優勝を飾りました。
しかし次戦シルバーストーンから登場したポルシェ956には歯が立たず、
新車のM482を投入しますが、熟成が進まず、結局この年限りとなるワークス活動では
M382が主戦力となって956の出なかったニュルブルクリンクのクラス優勝
(総合優勝はグループ6のランチアLC1)を含めての2勝でマニファクチャラーズランキングで
ポルシェに続く2位と健闘を見せました。
そして日本初開催となった WEC JAPAN 富士6時間レース、このレースは
マニファクチャラーズ選手権はかからずドライバー選手権のみという事で、
フォード、ザウバーといったヨーロッパメーカー勢は不参加でしたが、
当時モータースポーツ活動に熱心だった伊太利屋グループのスポンサードで、
ロンドーチームも1台日本にワークス体制でやってきました。
ドライバーはレギュラーのアンリ・ペスカロロとティエリー・ブーツェンのコンビ、
いつものブルーのOTISカラーとは異なる白とピンクの新鮮な伊太利屋カラーに身を包んだ
M382は予選はランチア、ポルシェの2強に続く定位置の5位からのスタート、
堅実な走りを続けるうちにポルシェ956 #2がタイヤバースト。
ランチア#51がクラッシュで消え3位に上がります。
レースはそのまま終盤を迎え、手堅く表彰台確定かと思われた残り10分で、
あろうことかブーツェンがドライブしていたロンドーはヘヤピンで突然ストップ。
私も当時TVを見てて覚えていますが、マシンから降りたブーツェンが車の後部を
覗き込み懸命に再スタートを試みますがついに叶わず、走行距離では250周と
日本勢トップの中村/見崎組マーチを7周も引き離しながら無念のリタイアと
なったのでした。
